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都市の新しい移動と住まいのアイデアを考える

2018年10月05日

最近、電動の原付バイク「BLAZE SMART EV」を通勤用に購入した。

スペックとしては、
✅折りたたみ式
✅最高速度は35km/hくらい
✅フル充電で走れる距離は25~30km
✅3~4時間でフル充電可能
という感じの、ちょっとした移動に最適な新しいモビリティだ。

これまで職場まで自転車(クロスバイク)で40分くらいかけて通勤していたのだが、これに買い換えたことによって圧倒的に楽になった。

これを買ったことがきっかけで、移動生活について色々思いついたことがあるので記していきたいと思う。


自作ラックに折りたたんで収納した状態のBLAZE SMART EV。
コンパクトにまとまるので玄関に置ける。

オートモードの快適性

電動バイクを使ってみて一番感動したのは「オートモード」の存在だ。

スロットルを回さなくても一定速度で走行してくれるというシンプルな機能なのだが、使ってみるとこの意外な快適性に驚く。

「どこも体を動かさずに移動できる」という体験が、とにかく楽なのだ。これは残念ながら言葉では形容し難い。

言ってしまえば電車やタクシーもそうなのだが、バイクとの違いは「移動の体感」だ。やっぱり加速を感じたり風が当たったりするだけでだいぶ快適性が違ってくる。同じ乗り物に他人が居ないというのも大きいだろう。

自動運転の乗り物には乗ったことがないが、「絶対に快適」というのは確信を持って言えるようになった。

「移動型住宅」は最強のソリューションになり得るか

自分は本当に公共の場での移動が嫌いで、休日は基本的に家に引きこもっている。
電車移動が嫌すぎるので、パーソナルで快適な移動が実現できる電動バイクを買ったというのも理由の一つだ。
旅行は好きなのだが、「現地までの電車や飛行機の移動」が苦痛なのであまりしない。

そんな自分が注目しているのが、移動型住宅だ。巷では「軽トラハウス」や「軽トラキャンピングカー」などというジャンルも既にあるらしい。


TRAVEL HOUSE社の「軽トラハウス」。
渋谷の東急ハンズで展示していた。

このような市販品の簡易住居は数十万で購入可能。しかも軽トラに積めるため、中古で購入すればわずか30万で移動型住居を手に入れることが可能らしい。

住居部分の奥行きは2mもあるため、十分に睡眠スペースも確保できる。
まさに文字通り、「移動しながら生活する」ことが可能になるので「電車や飛行機などの公共の乗り物でで移動したくないが、遠方に旅行はしたい人」にとってこれはかなり魅力的だ。

将来的に自動運転が普及すれば、寝ている間に目的地までに連れて行ってもらうことも可能だろう。都会の喧騒に疲れたら、寝ている間に移動して朝起きたら海辺に着いててリラックス…なんて生活もできる。これはまさに夢の乗り物だ。

お金持ちであれば、運転手を雇えば擬似的な移動生活は実現できる。
*ただし軽トラの荷台に人を乗せて移動するのは、「荷物の見張りが必要な時」に法律で限られているので、違法になる可能性があるのは注意。あと普通に危ない。

そんな未来を夢見て、今のうちに軽トラハウス生活を試してみようかな…なんて考えている。
もちろん今すぐには始められないが、徐々に場所に縛られないリモートの仕事を増やしていけば実現は可能なはずだ。

ライター: 斉藤ノブヨシ

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