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junk martのリリース1週間の成果と今後のビジョン

2018年08月20日

こんにちは、junk mart開発者のノブです。

2018年8月10日(金)にjunk martをリリースして、約一週間が経過しました。

リリース当日の反響ですが、元々アドバイスをくださっていた堀江さんが私のツイートを引用リツイートしてくれたこともあり、文字通り破竹の勢いで伸びまくりました。

盛って話してる訳ではなく、堀江さんのツイート直後はリアルに5秒に1人のペースで会員登録が増えました。
これがフォロワー300万人の攻撃力かよ…。

リリースから1週間の経過報告

2日目以降はペースが落ちましたが、ヘビーユーザーに恵まれたこともあり、1週間後の8月17日には、

☑ ユーザー数: 440人
☑ プレミアムユーザー数: 10人
‪☑ アイデア数: 約280個

くらいの数字になりました。

プレミアム会員数の割合はどのサービスでも全体の1~3%だと言われているので、だいたいこんなもんでしょう。
投稿されたアイデアも本当に面白いものが多くて、作って良かったなと思いました。
盛り上げてくれたユーザーの皆さんには感謝しかないです。

ビジネスとして成り立つのか?

「junk mart、儲かりそうだよね!」とよく言われるのですが、結論から言うとこのままではまったく儲かりません。笑
そもそも、サブスク型のWebサービスで儲けるのはめちゃくちゃ大変なんですよね。

前述したように、多くても有料会員の割合は3%ですから、
月額300円のサービスで毎月30万売り上げようと思ったら、

“x=総会員数”として

300,000 = x * 0.03 * 300

という計算で、約33,000人の会員が必要です。
毎週ホリエモン砲が発動して400人/週のペースで伸びたとしても、3万人を超えるには75週間、つまり1年半以上継続する必要があります。

そんな簡単にはWebサービスのユーザーは増えませんから、普通に考えると広告運用などに毎月何十万円もかけて、運用スタッフも雇うなどして一気にユーザー数を増やしていく必要があるワケです。
簡単に言うと、めちゃくちゃ自己資本を投入するか、投資・融資を受けるかしないと月額料金だけではビジネスになるまでは成長しないということです。

モチロン、私も流石にアホではありませんので、作り始める前に事業計画は立てましたし、サブスクで儲からないということは完全に理解してました。

では、なぜ作ったのか?という話をしたいと思います。

junk martが実現したいビジョン

junk martで実現したいのは、junk martでお金を儲けることではなく、日本で面白いWebサービスが量産されるムーブメントを作ることです。
「こんなアイデア誰かやってくれないかな」と思ってる人は、意外に世の中にいるということが分かったので、それが本当に実現され続ける場でありたいのです。

一言で表すと「オープンイノベーションのプラットフォーム」にしたいと考えています。

オープンイノベーションのプラットフォームとは…

‪☑ 他人のアイデアを勝手にアップデートできる仕組みにする
‪☑ つまり、良いアイデアには事業計画書やデザインが勝手に集まるようにする
‪☑ アイデアに興味を持ったエンジニアが勝手に作り始める‬
‪☑ 投資家ユーザーも集める‬
‪☑ 「作ります」or「作りました」と言った人に投資家からすぐお金が降りてくる状態にする‬

このような要素が必要だと考えています。

これが実現できれば、junk martでは「実現してほしい!」と皆が思うアイデアにビジネスマンやデザイナー、エンジニアが集まり、それぞれのスキルを提供し合い、集合的な力によって勝手に一つのサービスを作り上げてしまうというムーブメントを起こす装置になります。

アイデアを考えること自体はそれほど難しいことではありませんが、皆に共感してもらえるアイデアを見つける・考えるというのは地味に大変な作業です。
それをインターネットの力でワンクリックで達成できるようにしてあげば、日本のベンチャー界隈・起業カルチャーはもっと盛り上がるのではないでしょうか。

私たちはそのような社会を描きたいと思っています。

ライター:ノブ

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